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ONEをやる といって、ほそぼそと進めておりました。全員クリアしてませんが、瑞佳、留美、茜、繭シナリオをクリアしたのでその感想を書きます。(当然ネタばれありです。)
・瑞佳シナリオ
浩平の幼馴染で、毎朝起こしに来る人。この手のゲームでは王道のヒロインですね。正直言って、完璧な娘って感じで、それほど彼女自身には強い印象が残らなったです。ただ、彼女に対する浩平の扱いがむごい!!クリスマスのやり直しと偽って、別の男に彼女を襲わせたのははっきり言ってやりすぎ!しかも、それでいて、「自分はそれで初めて彼女が好きだったって分りました」ってなんなのだ!ギャルゲーというか、この手のゲームで最低の主人公って思いました。殺意がわきましたよ。
それでいて、瑞佳も、うまく男から逃げてきた後、よりを戻してしまうのは人の良すぎだと思いました。普通どう考えたってこりゃバッドエンドだろう・・・・・。
・留美シナリオ
瑞佳と違って、こちらは乙女に成ろうしている女の子。最初は荒っぽい性格を隠して乙女に成ろうとしているのか分らなかったのですが、話が進むと、剣道をやっていたけど2年の時、腰を悪くしてしまいって、それでも部長をやって、成績を残した。非常に苦労したんですね。それで、先輩のアドバイスを受け入れ、乙女になろうとした。かわいらしいというか、応援したくなる性格しています。だから、最後浩平のを待つ彼女はとても印象的でした。
もちろん、他の女の子も浩平を待つのですが、彼女は別格です。ダンスの約束をしたときの髪型をそのままにして、何度もドレスを着て公園へ行く。自分でも「時が止まっている」と言ってますし。時を止めてしまうほどのショックだったんですね。それだけ、彼女の中で浩平の存在が大きくなっていたのですね。だから、浩平が戻ってきたとき、素の彼女に戻ることができて良かったと思いました。
・茜シナリオ
実は最初にクリアしました。だから、「えいえんのせかい」へ行くことになって、皆に忘れ去られるというのがすごく唐突感がありました。もちろん、柚木が忘れるという前触れはあったのですが。それでも、いきなり「幼馴染にも忘れられて」、の文を読んだときは「なんじゃこりゃ!」と急展開にびっくりしたというか。ただ今考えると攻略順序が悪かったのかもしれません。長森や七瀬シナリオのお菓子の国の例えで「えいえんのせかい」の説明をしていたので、その後にやっていればそうはならなかったかもしません。
彼女は最初心を閉ざしています。そうして空き地で一人で誰かを待っています。そして話が進むにつれ、彼女の好きだった幼馴染が空き地から「えいえんのせかい」に旅立っていったことが分ってきます。彼女は皆が忘れてしまったその幼馴染をただ待っているわけです。そこに浩平が現れ、新たに恋をすることを選びます。彼女にとってはすごく、大きな前進だったのでしょうね。ただ、新たに恋した人が、また「えいえんのせかい」に旅立ってしまう。彼女はまたしても大切な人を失うわけです。「えいえんのせかい」に一番に苦しめられた人だと思います。だからこそ、帰ってきた浩平は彼女にとって、最大の喜びだったのでしょう。
・繭シナリオ
このシナリオは繭の独り立ちの物語だと思いました。最初泣いてばかりで、自分の学校にも最初いけなかった彼女が浩平たちと出会って変わっていく。浩平の学校に通い始め、恋人になる。そうして、浩平がいなくなっても大丈夫なように自分だけの力で、迷子の犬の飼い主を探しだした。それを見て、安心した浩平は「えいえんのせかい」に旅立つ。そして、彼女は自分の血のつながらない母の前で泣き、自分の本来のいるべき学校へと戻る。そして、なんとか卒業する。このシナリオで浩平がしたことは彼女を成長させることでした。そういう意味では、浩平が裏方に徹したシナリオだったなと思いました。
あと、残り2人クリアしたら、また感想を書きます。後、「えいえんのせかい」の考察もしてみたいと思います。