もう終盤に入ってきたので最後の予想をしてみました。
今、考えらるのは以下の１０のパターンです。

1. 奏＋SSSメンバー全員成仏。あの世界は終りを迎える。
2. 奏だけあの世界に残り、その他全員成仏。
3. 音無だけあの世界に残り、その他全員成仏。
4. ゆりだけあの世界に残り、その他全員成仏。
5. 奏＋音無があの世界に残り、その他全員成仏。
6. 奏＋ゆりがあの世界に残り、その他全員成仏。
7. ゆり＋音無があの世界に残り、その他全員成仏。
8. 奏＋ゆり＋音無があの世界に残り、その他全員成仏。
9. 一部のSSSメンバーのみ成仏。
10. 今までのまま。音無の成仏作戦は失敗する。

　また、1-9のパターンは成仏した人が転生後に再会するパターンと、転生後が描かれない場合の２つが考えられます。（私の希望では転生後も描かれるといいと思っているのですが……。）

　９話の状況だと音無は全員成仏を目指しています。この中には奏も含まれるでしょう。今までの奏に気を配る音無の行動から、彼女だけを残して行くとは考えられません。特に６話で、彼は奏と仲良くすると消えてしまうこの世界のシステムに疑問を持っています。ですから、音無はこの世界を壊してでも奏を連れていきたいと考えるはずです。つまり、1のパターンを望んでいることになります。

　一方、奏はどうでしょう？音無の成仏作戦に協力することにしましたが、自分は今までどおり成仏していく魂たちを見送るポジションのままでいるつもりではないのでしょうか。９話までを見る限り、自分も成仏することを考えている描写はありません。2のパターンです。

　ゆりはどうでしょう？彼女の目的は「神への復讐」ですから、それを成さずに成仏する訳には行きません。でも、神へたどり着く糸口すら見つかっていないのです。彼女の場合は10の今までのままがいいでしょう。ただし、奏は動かないでいてくれるのがいいと考えているでしょう。

　私の予想では音無の望む１のパターンになると思います。しかし、これに持っていくには音無の残り２人への説得が重要になってきます。彼女たちを説得し、なお且つ奏でと音無、奏とゆり（あるいは３人での）話し合いの場を設ける必要があるでしょう。そこで奏からこの世界について知っていることを残りの２人に話してもらう必要があります。ゆりには知っていること全てを話して、納得してもらうしか無いでしょう。その話の中にはゆりの求めている神の情報は無いかもしれません。そもそも、ゆりの想定している神とは人に対して理不尽な運命を強いることができる存在です。死んだ直後にあんな世界に飛ばされたのですから、まさにそういう神が居ると確信を持ってもおかしくありません。しかし、９話での奏の話ではあの世界は「青春時代をまともに過ごせなかった人たちが来る世界」だと真相を明かされました。となると、あの世界を作ったものが居るとしても、ゆりが考えている神とは全く異なる存在な訳です。むしろ逆で理不尽な世界でうまく生きれなかった魂たちに救済の場を用意した存在なのです。それを納得してもらうのは非常に困難なことです。私は（９話を見て）でゆり説得は難しいと書きました。それまさしくこの状況だからなのです。しかし、ゆりの成仏のためには避けては通れない道なのです。

　一方、奏から音無にはあの世界の終わらせ方を話して貰う必要があります。それには音無から逆に奏にあの世界が不必要であることを納得させる必要があります。他の魂の救済のために、奏自身が”犠牲”になっていることを分かってもらわねばなりません。他の魂の救済のために奏が”犠牲”になる必要はないと。こちらも困難ですが、同じく避けることはできません。

・ここで、伸び伸びになっていたOPの羽の話です。（といっても、ここでもかなり憶測です）

　私はOPの考察で、OPは時系列になっている。そして、奏はあの世界を終了させるのではないかと書きました。でも何故終了させるのかはよくわかりませんでした。

　しかし、ここまで見てきて、音無が奏に奏自身の”犠牲”で成り立つあの世界を終了させように説得し、それを奏が受け入れたのではないかと考えるようになったのです。そのためには散らばっている羽（おそらく、NPCなどになっている？）を集め、翼化する必要があるようです。では翼にしてどうするのでしょう？おそらく、あの世界の構成要素である羽を本来あるべき場所に返すために、飛んでいくのではないでしょうか。そうしないと奏が成仏できない仕組みになっている。と考えてみましたがどうでしょう？ただし、これだと羽が本来あるべき場所とはどこ（？）、そもそもなんでそんなシステムになっている（？）って疑問が湧いてきます……。

やはり、OPは謎だらけですね。