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あの世界の意味って、青春時代を満足に過ごせなかった人の救済場って本当なのかな?
この言葉は奏が言っているんだけど、結局のところ彼女もただのPCなわけで、創造主からあの世界の意味をはっきり聞いているならともかく、そうでないなら思い込みでしかないんだよね。確かに悲惨な青春をおくった人がくる場合が多いのかもしれないけど、生前に未練がない音無やAPのプログラマみたいなやつもまれにではあるが来る。ひょっとしたら、知らないだけでもっといるかもしれない。
なんでこんな話をするかというと、結局、みんな思い込みで行動しているだけん何ですよね。
例えば、ゆりは神を引き釣り出すために天使を攻撃しようとか、音無は自分の経験から成仏はいいものだからみんなでしようとか、これらも思い込みでしかない。
APを作ったプログラマのあの世界を「永遠の楽園」にしてはいけない。っていうのもよくよく考えてみれば、自分の経験から導き出された思い込みでしかない。創造主はあの世界が「永遠の楽園」になっても良かったのかもしれない。
もちろん、思い込みが悪いって言いたいんじゃないです。人間だからこそ思い込みするのは自然だし、それがあってようと間違ってようと、いいと思うんです。
ただ12話までみて思ったのは、登場人物の言葉だけ追いかけてもあの世界の意味にはたどり着けないのかなと。それ以外の部分で考えるしか無いと。でも、後残り1話。これは卒業と奏について語られるだろうから、世界についての本当の意味が語られることはないんだろうなぁ。
結局、あえて世界観を分からないようにしておいて、視聴者を登場人物と同じように右往左往させる。そういう作品なのかなと思いました。こういう手法て他の作品ではあんまり使われないような気がするだけどどうなんだろう?